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お知らせ

2018年01月10日

【大阪市報道発表】物流業界の課題解決からモビリティ、来場者の自動案内まで、1月に実証実験を4件連続で実施!

実証実験を通してIoT・ロボットテクノロジーを活用した新サービスの事業化を支援するAIDORエクスペリメンテーションでは、1月に4件の実証実験を大阪南港の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」にて順次実施します。

実施する実証実験は、以下の4件です。

【物流】
(1)倉庫ロボット(Freight)を用いた大規模施設での移動制御に関する検証
(X-mov Japan株式会社)

【モビリティ】
(2)低速の自律型モビリティシステムおよび環境センサに関する実証実験
(株式会社国際電気通信基礎技術研究所 知能ロボティクス研究所)
※この実験は、総務省 平成29年度電波資源拡大のための研究開発「膨大な数の自律型モビリティシステムを支える多様な状況に応じた周波数有効利用技術の研究開発」の一貫で実施しています。

【接客・案内】
(3)杖車輪型装置を用いた歩行者案内システムの機能検証
(大阪市立大学)

(4)移動機能を搭載したPepperアプリケーションでの館内広告業務
(X-mov Japan株式会社)

いずれも、物流やモビリティ、接客・案内といったIoT技術やロボットの活用が期待されている分野です。実証実験では、不特定多数の利用者が行き交う公共空間や実際に作業が行われている現場など実運用を想定して実施し、今後、本件を通じて技術の向上や活用範囲の拡大の検証を行い、社会実装をめざしていきます。

本事業では2月末にかけて2件の実証実験を先行して実施しています。1つの商業施設で複数の実証実験が並行して実施されることは、全国的にも珍しい取り組みです。

【先行して実施している実証実験】
・現在位置及び目的地検索システム「ぽけっとがいど」(~平成30年2月28日)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaisenryaku/0000414054.html

・「センサー付きIoTごみ容器」による効率回収の検証(~平成30年2月28日)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaisenryaku/0000419985.html

IoT・ロボット実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」では、引き続き、全国から募集した複数の実証実験を順次実施していきます。

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■実証実験概要(実施日順に明記)

【物流】
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(1)倉庫ロボット(Freight)を用いた大規模施設での移動制御に関する検証
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<実施内容>
ATC内にある物流センターにて、物流運搬用の倉庫ロボット(Freight(※))の機能検証を目的に実施。実際に物流業務を行っている環境のなかで、自律走行のためのマッピングの動作検証や複雑な業務タスクを実行した際の動作検証、Wi-Fiの電波状況における動作検証を行います。
近年、Eコマース市場の台頭により運送業社の総取扱数量は大幅に増加していますが、人手不足が喫緊の課題になっています。本実証実験もそうした背景をもとに実施するもので、ロボットによる物流業界の課題解決をめざします。

※Fetch Robotics社(アメリカ)が開発した物流運搬用の倉庫ロボット

<実施主体>
X-mov Japan株式会社
所在地:兵庫県赤穂市

事業概要: 2017年2月に設立された学生ベンチャー企業。“ロボット共生社会で人々を幸せに”を理念に、Pepperの移動アプリ開発、ロボットアプリ受託制作、ロボット活用コンサルティングなどを行っています。
●企業ホームページ:https://x-mov.jp

<実施場所>
ATC 物流センター(ITM棟1階)ほか

<実施期間>
平成30年1月12日(金)~14日(日)

【モビリティ】
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(2)低速の自律型モビリティシステムおよび環境センサに関する実証実験
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<実施内容>
近い将来、街中や施設内において、電動車いすなどの低速のモビリティが、ネットワークに繋がり、安全・安心な移動支援サービスを提供することが期待されています。その際、安全・安心を確保するための環境情報など大容量の情報を、膨大な数のモビリティとの間で即時にやりとりする必要があります。本件では、そうした将来の低速の自律型モビリティシステムを支える高効率な通信技術の確立を目的に実証実験を実施します。

※1 自律型モビリティシステム:様々なセンサー情報等も活用し、ICT基盤技術と連携して、自動走行技術、自動制御技術等を活用した高信頼・高精度な移動を実現する車両、電動車いす、ロボット、無人建機、小型無人機等
(出典:総務省、「膨大な数の自律型モビリティシステムを支える多様な状況に応じた周波数有効利用技術の研究開発」基本計画書、2017)

注)本件は、株式会社国際電気通信基礎技術研究所が総務省より受託している研究プロジェクトのなかで実施します。大阪市では、実証実験当日の運営サポート、実験後のさらなる研究開発に向けた企業とのマッチングなどの支援を行います。

<実施主体>
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 知能ロボティクス研究所
所在地:京都府相楽郡精華町光台二丁目2番地2(けいはんな学研都市)

事業概要:情報通信関連分野における先駆的な基礎研究を推進する研究所。そのなかで知能ロボティクス研究所は、常識のわかる接客ロボット、高齢者等の自立・社会参加を促すしゃべる車イスロボットサービスなど、社会的知能を持つスマートネットワークロボティクスの研究開発を進めています。
●会社URL : http://www.irc.atr.jp

<実施場所>
ATCエイジレスセンター(ITM棟11F)

<実施期間>
平成30年1月15日(月)〜1月19日(金)

【接客・案内】
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(3)杖車輪型装置を用いた歩行者案内システムの機能検証
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<実施内容>
大阪市立大学では、車輪の付いた杖型の歩行者案内システムを研究開発しています。同システムは、センサ情報をもとに自動で車輪をステアリングすることで、犬の散歩感覚で道案内を行うことが可能となります。
本実証実験では、人が行き来する商業施設で、事前に設定した目的地まで利用者を案内できるかの検証を行います。また、利用者の声を収集することで、今後の開発にフィードバックしていきます。

<実施主体>
大阪市立大学
所在地:大阪市住吉区杉本3-3-138

●大学ホームページ:http://www.eng.osaka-cu.ac.jp/grad/mech.html

<実施場所>
ATC O’s棟北館・南館2階共用部、ITM棟2階 共用部

<実施期間>
平成30年1月15日(月)、21日(日)

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(4)移動機能を搭載したPepperアプリケーションでの館内広告業務
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<実施内容>
人型コミュニケーションロボットPepper(※)向けに開発した移動型アプリケーションによる館内広告業務の実証実験。Pepperが指定ルートを自律走行で巡回しながら、人の声かけに合わせて、館内施設やイベントを紹介します。
通常、Pepperは機能別のアプリケーションをインストールすることで、様々な動きをすることが可能になります。本件では、実施主体であるX-mov Japan株式会社が独自に開発した「移動型アプリケーション」を使い、適切に広告、案内することができているかなどの動作検証やサービスの有効性、より利便性の高いサービスの実現可能性を検証します。

※ソフトバンク株式会社による人型コミュニケーションロボット。

<実施主体>
X-mov Japan株式会社
所在地:兵庫県赤穂市

事業概要: (2)と同じ

<実施場所>
ATC ITM棟2階 共用部

<実施期間>
平成30年1月27日(土)・28日(日)

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●本件に関するお問合せ
ソフト産業プラザiMedio
事業担当 松出(マツイデ)/広報担当 佐藤・手嶋 電話 06-6615-1000

●受託事業者
AIDOR共同体(公益財団法人大阪市都市型産業振興センター、一般社団法人i-RooBO Netowork Forum)