実施レポートAIDORアクセラレーション
第3日目

基礎知識講座
「ハードウェア編 -Mbed(エンベッド)の仕組みを学び、試作体験!-」

Mbedとは? 3時間の試作体験スタート!

こんにちは。AIDORアクセラレーションプログラム、広報 佐藤です。

AIDORアクセラレーションプログラムも3日目になりましたが、これまでの2回は講座形式の座学。今回は初の実技です。

実習の開始は平日の18時からなので、仕事帰りに参加する方も多くいました。全力で日中お仕事をした後、さらに集中して試作にチャレンジするというハードなスケジュールですが、受講者のみなさんは意欲に溢れています。

実習内容は、Mbed(エンベッド)を用いたIoTプロダクトの試作品のつくり方。試作品と言えば、Arduino(アルドゥイーノ) や Raspberry Pi(ラズベリー パイ)IchigoJam(イチゴジャム)なども有名ですが、Mbedを使用するのには理由があります。

それは、「ソフトウェアが流用しやすい」ということ。講義の資料から引用すると「製品向けのソフトウェア開発を行う場合もプロトタイプした資源を流用可能」であることに、Mbedを使用する大きな利点があるそうです。

Mbedについての詳細は、講座の教材の一部として提供された、講師の勝 純一氏(@jksoft913)による下記ページを是非ご覧ください(資料ページの下段にある「参考になるリンク」のご確認もお忘れなく)。勝先生、教材シェアのOK、ありがとうございます!

資料はこちら:https://developer.mbed.org/users/jksoft/notebook/0809note/

勝 氏はこれまで多くのIoT作品を制作しており、代表的なもののひとつに「うおーるぼっとBLE」という、スマートフォンと連携し、壁を走ることもできる手のひらサイズのロボットがあります。このロボットは、クラウドファンディングで成功もしています。

「うおーるぼっとBLE」のクラウドファンディグサイトはこちら:https://www.makuake.com/project/wallbotble

なにはともあれ動かしてしてみよう!

セミナー開始から10分後、まずは実際にMbedを動かしてみることに。 Mbedは、構築済みの開発環境がクラウド上で提供されているため、試作の最初のステップがクリアしやすい、という利点があります。

いわゆる、LEDをチカチカさせる「Lチカ」は、セミナー開始15分後には成功。 そこから各自が15分間、Lチカのプログラムを改変しながら、動作チェックをしていきました。ここで重要なことは、トライアンドエラーでプログラムを試していくこと。
ソフトウェア開発に慣れている方は、たくさんテストプログラムを書き、質問をしたい人は講師やティーチングアシストに、自由に声をかけて疑問を解消し、理解を深める時間となりました。

実際に自分で書いたプログラムをMbedのプラットフォームにアップロードする、他の人が書いたコードを読む、といった実習を行い、次にMbedに照度センサーをつなげてインターネットを介してデータをサーバに送り、Web上でデータの様子をチェック、最後に、ブラウザからセンサーをコントロールする、といったエッジデバイス×クラウド側でのデータ処理の流れを一通り体験しました。

講義を通して

今回は、初の実習。受講者のソフトウェア開発スキルは各自バラバラですが、受講者同士でコミュニケーションをとりながら、あたらしい試みにチャレンジし、最後まで進めることができました。

講義後に、「プロトタイプ」開発の重要性について、勝先生にお聞きすると、次のポイントを教えていただきました。

  • IoTのビジネスをスピードアップするには、「動いて確認できること」が大切!
  • 具現化できれば、プレゼンして、商売になるかどうかがわかる。

したがって、「とにかく動くものを、速くつくること!」が、IoTのビジネスを考える上では重要であると言うことができるのではないでしょうか。

また、製品を量産する場合、プロトタイプと量産では設計が異なることから、多くケースで見積もりが甘くなることが多いようです。しかし、プロジェクト始動段階から、こうした認識をもっておけば、後から躓くことが少なくなるはず。こうした経験豊富な専門家による知見も、新しく挑戦する事業にはとても大事ですよね。

ともすると、「一日でプロトタイプ作成」は、「それで何が身につくの?」と思ってしまいそうですが、「実際にどういうツールを使えばプロトタイプをつくることができるか」を知り、「プロトタイプを活用するための考え方」を学びながら試作体験したことは、受講者のみなさんの事業のステップアップにつながるだけでなく、これから実施するクラウドサービス編の座学と実習においても、クラウドの活用方法がより具体的にイメージしやすくなったのではないかと思います。

次回は、土日の2日間連続で行われるビジネスデザインワークショップです。各チームの事業アイデアを整理し、リーンキャンバスを作成します。
今回の実習を通して得たチームワークで、よりよいワークショップが実施されること間違いなしです!

プログラム応募方法

参加対象

  • IoT・ロボットテクノロジーを活用したビジネスで、起業をめざしている方(起業をめざす学生も可)
  • IoT・ロボットテクノロジーを活用したサービスの新規事業立ち上げや社内起業をめざしている方

参加資格

下記のすべての条件を満たしていること

  • IoT・ロボットテクノロジーを活用したビジネスプランもしくはビジネスアイデアを保有していること
  • パソコンの基本操作、Officeソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)による データ作成技術を有していること
  • ソフトウェア開発または、ハードウェア開発の基本的な知識・技術を少なくともチームメンバー1名が有していること
    基本的なレベルの例
    RaspberryPiをベースにした簡単なセンサデバイスを作ったことがある、任意のプログラミング言語を使用しコーデンィングが出来るなど。
    判断が難しい場合は事務局にお問い合わせ下さい
  • ノートPCを持参できること(OSは問いません)
  • 15歳以上の方(未成年の方は、保護者の同意が必要です)

参加の流れ

  1. エントリーフォームを入力
  2. エントリーシートを提出
    *所定用紙にご入力いただき、事務局にメールでお送りいただきます。
    なお、エントリーシートのダウンロード先と、メールの送信先は、エントリーご連絡後の自動返信メールにてご案内いたします。
  3. 面談
    専門コーディネーターにビジネスプランについてお話いただきます。
    インタビューを通して、ステージやスキルに合った最適なプログラムをご提案します。
    また、本プログラムについての詳細のご説明をいたします。
  4. プログラムスタート

プログラム受講料

60,000円(学生30,000円)、チーム参加30,000円/1人

  • ※価格は税込
  • ※全講座受講の場合は、50,000円(学生またはチーム参加の場合は、25,000円/1人)に値引となります
  • ※ご参加いただかない講座・カリキュラム分は値引となります
  • ※詳細は受講前の面談の際にご確認ください
一人当たり受講料金(税込) 単独参加 チーム参加 学生
通常申込 60,000円 30,000円 30,000円
全講座受講(値引) 50,000円 25,000円 25,000円
基礎講座受講料 4,000円