インタビュー 宣伝ジョーズ株式会社
(チームよっさん)

英語の教員免許とロボット愛を生かしたビジネスを考案

宣伝ジョーズ株式会社(チームよっさん)
代表取締役 藤原 健五氏

AIDORプログラムを通じて進めているビジネスは、どのようなものですか?

英語の教員免許とロボット愛を生かしたビジネスを考案

小学校教論をサポートする英語アシスタントロボットのビジネスに取り組んでいます。

私自身、外国語大学を卒業して、英語の教員免許を持っています。そんな私が、自分の子どもに4歳から英語を習わせていて気づいたのが、「子どもは英語力習得の動機を持たない」ということです。

ただし、集中して勉強するタイミングもあり、それは大抵、子どもの好きなキャラクターが英語を話している時だと感じていました。

そこで、子どもの学習意欲向上にキャラクターやロボットのようなアイコンが有効だと思ったのが、このビジネスのきっかけです。「このロボットと遊びたい。」がきっかけで「英語で話しかけないとロボットが反応しない」を経て「英語でロボットと遊ぶのが楽しい」というユーザ経験を作り出そうとしています。

また、2018年には学習指導要領が改定となり、小学校で「英語」が教科となります。しかし、小学校の先生たちは英語教育のトレーニングをあまり受けておらず、発音が苦手な先生が多いというのも現状です。そうした課題を補うために、音声認識技術が高く、英語の発音が得意なロボットを授業のサポート役として活用してもらうビジネスを考えました。

現在、ロボット本体を試作し、バックエンドシステムと統合している段階です。

AIDORに参加したきっかけと、参加当時のビジネスレベルを教えてください

AIの発達で感じた危機感と新しい分野へのチャレンジ

2016年のサービスロボット開発技術展で、AIDOR共同体・専門コーディネーターの宮下さんの講演を聞いたことが参加したきっかけです。

私は本業で広告代理店業を行っているのですが、前からロボットが好きだったのと、知人がロボットを使った広告業を始めるというのを聞いていて、ロボットビジネスに興味を持っていました。

また、将来的には「広告代理店業務はAIを使ったものになるのでは?」という危機感があったので、新しいことに挑戦したいという気持ちも持っていました。

AIDORに参加した当初は、『高齢者向け見守りロボット』の開発を考えていました。しかし、メンターや事務局からのアドバイスや、同期メンバーとのディスカッションを重ねることで、英語教師アシスタントロボットのビジネスを先に進めることにしました。

中でも同期メンバーの廣瀬さん(ロイス・エンターテインメント社)の存在が大きく、現在は協業という形でビジネスを進めています。

参加した感想と、どのような部分がメリットだと感じていますか?

すべてのビジネスで役立つ考え方やテクニックを学べた

最初は「ロボットの作り方」を、技術的に教えてもらえるだけだと思っていましたが、全然違いました(笑)。

もちろん、そうした技術も学べますが、それ以上に「ロボットビジネスの在り方」を学べたことが大きかったですね。

また、それはロボットビジネスに限らず、ビジネス全体に共通して使える考え方でもありました。今の会社を創業して12期目なのですが、「それなりのビジネス経験を積んだかな」と自信は持っていましたが、メンターの皆様の話を聞いていると、自分の未熟さを痛感させられました。

特に、1泊2日の合宿は記憶に残っています。メンターの伊藤さん(BCC株式会社 代表取締役)による“人は人の話を聞かない。では、どうすれば聞いてもらえるのか?”を踏まえたプレゼンのお手本が、美しいくらい完璧な説得力のあるプレゼンだったので、動画撮影して何回も見ました。そうしたプレゼンテクニックを学べたことは、今回参加した最大のメリットだと感じています。

 

また、私の場合は協業できるメンバーに出会えたことも大きかったです。今思えば、事務局がマッチングをアレンジしてくれていたのを感じます。事務局では「誰がどんなビジネスをやりたいのか」を把握しているので、「誰と誰を引き合わせたら面白い変化が起こるのでは?」と考えていたんじゃないですかね。

それに同じような温度感覚で、同じようにゴールを目指す仲間ができました。技術や能力はあるけれども、ビジネスモデルをゼロから作った経験の少ない人には、このプログラムはとても良いものだと思いますね。

プログラム応募方法

参加対象

  • IoT・ロボットテクノロジーを活用したビジネスで、起業をめざしている方(起業をめざす学生も可)
  • IoT・ロボットテクノロジーを活用したサービスの新規事業立ち上げや社内起業をめざしている方

参加資格

下記のすべての条件を満たしていること

  • IoT・ロボットテクノロジーを活用したビジネスプランもしくはビジネスアイデアを保有していること
  • パソコンの基本操作、Officeソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)による データ作成技術を有していること
  • ソフトウェア開発または、ハードウェア開発の基本的な知識・技術を少なくともチームメンバー1名が有していること
    基本的なレベルの例
    RaspberryPiをベースにした簡単なセンサデバイスを作ったことがある、任意のプログラミング言語を使用しコーデンィングが出来るなど。
    判断が難しい場合は事務局にお問い合わせ下さい
  • ノートPCを持参できること(OSは問いません)
  • 15歳以上の方(未成年の方は、保護者の同意が必要です)

参加の流れ

  1. エントリーフォームを入力
  2. エントリーシートを提出
    *所定用紙にご入力いただき、事務局にメールでお送りいただきます。
    なお、エントリーシートのダウンロード先と、メールの送信先は、エントリーご連絡後の自動返信メールにてご案内いたします。
  3. 面談
    専門コーディネーターにビジネスプランについてお話いただきます。
    インタビューを通して、ステージやスキルに合った最適なプログラムをご提案します。
    また、本プログラムについての詳細のご説明をいたします。
  4. プログラムスタート

プログラム受講料

60,000円(学生30,000円)、チーム参加30,000円/1人

  • ※価格は税込
  • ※全講座受講の場合は、50,000円(学生またはチーム参加の場合は、25,000円/1人)に値引となります
  • ※ご参加いただかない講座・カリキュラム分は値引となります
  • ※詳細は受講前の面談の際にご確認ください
一人当たり受講料金(税込) 単独参加 チーム参加 学生
通常申込 60,000円 30,000円 30,000円
全講座受講(値引) 50,000円 25,000円 25,000円
基礎講座受講料 4,000円